九谷焼の中でも金沢周辺で作られるものは特に「金沢九谷」と呼ばれ、精緻な色絵を特徴としています。
九谷光仙窯も「九谷五彩(ごさい)」と言われる色鮮やかな伝統九谷焼を、成型から絵付けまで一貫した手仕事で製作しています。
乳白色の生地に紺青と緑の2色でのびやかに描かれるのは花唐草の模様。随所に金をあしらい、静かな中にも華やかさを感じる湯呑2客セットです。
ひとつひとつ職人がろくろで形を作り、絵付けももちろん手描きですから、一般的な磁器の湯呑とは一線を画した、手作りならではの温かみを感じていただくことができます。
また、全体に微細な貫入がきめ細かく入っており、この湯呑の品格をさらに上質なものにしています。
すとんとした縦型の湯呑は持ちやすく、容量も約210mlと十分なサイズですから、たくさんお飲みになりたい方でも大丈夫。
長年お使いになるにつれて貫入に少しずつ茶渋が入り、器の表情の変化を楽しんでいただくことができるのもこちらの湯呑の特徴です。
窯元以外で販売されることの稀な、とても希少な器。
品格と華を備えた湯呑のセットは、素敵なご夫婦やカップルへの贈り物にしていただければきっとお喜びいただけることと思います。
※食器洗浄機、電子レンジ、オーブンでのご使用はできません。
※全体に微細な貫入が入っております。
※ひとつひとつ手作りで仕上げておりますので、大きさ・形・色・模様に多少の違いがあることがあります。
九谷焼 九谷光仙窯
石川県金沢市
明治3年(1870年)創業の金沢市内にある九谷焼窯元。
伝統的なスタイルの九谷焼を、ろくろによる成形から上絵付まで一貫した手仕事で製作している。
昭和天皇皇后両陛下、上皇陛下、今上天皇陛下、常陸宮殿下など皇室ご来駕の折に御前制作されるなど皇室とのつながりも多く、小泉元首相も来窯するなど、九谷を代表する名門窯元のひとつである。