ひしだは京扇子を現代に伝える数少ない工房の一つ。
オリジナルの「紗月扇」ブランドを通して、従来の発想にとどまらない素材選びや製法で、新しいスタイルの扇子づくりに挑戦し続けています。
華やかで存在感のある蘭の花が浮かび上がって見える、可憐な切り絵扇子。
和紙を大きく切り抜いて絵柄を浮き彫りにし、裏から極薄手の紗(絹織物の一種)を貼り合わせることで透け感のある涼やかな仕上がりになっています。
切り絵の上からみずみずしく描かれた蘭の花々は、京友禅も手がける熟練の絵師によるもの。美しいグラデーションや独特な色彩はプリントでは決して再現できません。
軽やかな印象の扇子は着物や浴衣との組み合わせはもちろん、リネン素材のワンピースやレースの入ったブラウスにもよく似合います。同柄の刺繍をあしらった扇子袋が付いているので、箱を開けてそのままお持ち歩きいただけます。
額縁に見立てた扇面はお部屋のインテリアとして飾っても周りの空間を華やかに彩ってくれます。
扇子は開くと末広がりの形状になり「繁栄」や「招福」の象徴とされていますので、大切な方への贈り物にぴったり。
日本らしい贈り物として海外の方のお土産にもおすすめいたします。
※本商品はご注文から発送までに「3~4営業日」の期間をいただいております。あらかじめご了承ください。
※他の商品と合わせてご注文いただいた場合は別送でのお届けとなります。
※無理な力をくわえたり、乱暴な扱いをしないでください。破損やケガの原因になります。
※素材の特性上、ささくれや割れが生じる場合があります。また色落ち、色移りする恐れがありますのでご注意ください。
※長時間直射日光に当てると変色、退色する恐れがあります。
京扇子 ひしだ 紗月扇
京都府京都市
京扇子を現代に伝える数少ない工房の一つ。
和紙を使った紙扇子が一般的ななか、綿や麻、絹といった布扇子を中心に制作し、「紗月扇(さつきせん)」ブランドを展開。
骨の片側だけに布や紙を貼り付ける「片貼り」製法を得意とし、極薄い切り絵を貼り合わせた布やレザーなどこれまでにない新しい素材や製法で作られた扇子を次々に生み出している。
扇子=和装の概念を覆し、洋服やビジネスシーンなど幅広いスタイルで使える扇子作りに日々挑み続ける気鋭の京扇子メーカーである。