沖縄の澄みきった空と海の色を映したように、ガラスの透明さの中に南国の色合いが溶けこむ琉球ガラス。
廃瓶を溶かした再生ガラスから作られる琉球ガラスは、ぽってり厚ぼったく、細かな気泡が入っていたりしますが、そうした風合いが温かさや素朴さを感じさせてくれます。
真っ白な泡に包まれたようなこのお皿。
この泡は、窯の中で溶けた状態のガラスに重曹を加えてひたすら撹拌することでできるもの。1,000℃以上にもなる窯前での撹拌作業は本当に大変ですが、この泡の細かさが丁寧な仕事ぶりを語ってくれます。
琉球ガラスならではの厚手のつくりで、存在感は断然。
使い勝手のいいサイズ感なので、一品料理を盛っても、銘々で取り皿にしても大丈夫。沖縄の海風を食卓に運んでくれます。
冷やし中華、サラダ、カルパッチョ、デザート…、暑い夏の日の食卓に、爽やかなガラスのお皿はぴったりですね!
※食器洗浄機、電子レンジのご使用はお避けください。
※耐熱ガラス、強化ガラスではありません。
※ひとつひとつ手作りで仕上げておりますので、大きさ・形・色に多少の違いがあることがあります。
琉球ガラス ガラス工房 清天
沖縄県読谷村
1997年築炉の琉球ガラス工房。代表の松田清春氏はじめ数名の職人ですべての製品を手作りしている。
この工房ではすべてのガラス材料は再生ガラスを用いる。廃瓶を集め、窯で溶かして、新たな製品に生まれ変わらせている。
代表作である「Sモールグラス」をはじめこの工房の製品の特徴は、圧倒的なガラス量によるずしっとした重量感とすっきりと美しい形の共存。再生ガラス独特の質感と手作りのぬくもりを持ち、「ずっと使っていたい」と感じる生活の器を生産している。