貴重な国産の漆を、下地にも上塗りにも用いた浄法寺塗のとても贅沢なお箸です。
こちらは「溜(ため)」という美しい深みのある黒紫色と「朱」をセットにした夫婦箸になります。
一膳一膳時間をかけて丁寧に、職人さんの手仕事で作られたこのお箸は、塗りの確かさからしっとりと手になじみます。
模様や柄のないシンプルなデザインのお箸だけに、素材、形、塗りに妥協せず、ホンモノが持つカッコよさを堪能していただけます。
こんなお箸がほしかった、そうおっしゃっていただけること、うけあいです。
毎日使うものだから、長く愛用できるしっかりとしたものを。
ご結婚の御祝いや内祝い、長寿の御祝いなど、年齢を問わずお喜びいただけるお品です。
※食器洗い機、電子レンジでのご使用はお避けください。
※箸置きは別売りになります。
浄法寺塗 滴生舎
岩手県二戸市浄法寺町
昔、天台寺の僧侶が「御山御器」と呼ばれる漆器をつくったことがはじまりとされる「浄法寺塗」。その伝統の技を今に伝え、展示・販売しているのが「滴生舎」。
浄法寺塗は、朱と溜(ため)と呼ばれる色が基本となり、何層にも重ね塗りした器は使い込むほどに、味わい深い色と艶が増してくる。
また、浄法寺は今に残る数少ない国産漆の生産地。それも国産漆の約7割を算出する日本一の産地である。この浄法寺産の漆は京都の鹿苑寺金閣や日光東照宮等の国宝や重要文化財の修理・修復にも使われており、品質についても高い評価を受けている。