雨の早朝、東京 羽田から乗り込んだのは、CAさんが自ら安全設備のデモンストレーションをやってくれる飛行機。


フライトで到着した地は快晴のポカポカ陽気。


ようこそ鹿児島へ。おやっとさぁ。


九州自動車道 桜島サービスエリアの、ズラリと居並ぶ顔ハメ看板の迫力にビビりつつ(笑)、一路鹿児島市内に向かう。


アパートと電線越しに見える桜島…。


畑の中の一本道に突如現れる大鳥居。
くぐったすぐにある一軒家の粋なカフェレストランでランチをいただく。


土地の食材を丁寧に料理して土地の焼き物に盛った心づくしの膳。
ほっとする味わいに舌鼓を打つ。


せっかく鳥居をくぐったので、少しだけ足を延ばして地元の神社を参拝。
静謐の中に建つ趣のある社殿は、なんと1712年(正徳三年)建造…。
300年を経たと思えない極彩色の装飾に目を見張る。


本日のメインイベント、山間の薩摩焼窯元にお邪魔する。

木立に囲まれた工房は、静かでおだやかだけど芯の通った迫力を感じる建物。
聞けば昭和元年の建築とのこと。なるほど、道理で。


工房内は昭和からの様々な道具類がいまだに現役。
ちゃぶ台、木箱にざる等々。独特で懐かしいハーモニーを感じる。


お茶をいただいた塗りのお膳も年代物!


作業場でティーポットの制作風景を拝見。

土を練り、


ろくろへ乗せる。
薩摩焼のろくろは反時計回りなのだそう。


あっという間に形ができる。


同じ土から、胴体、フタ、注ぎ口、持ち手が次々と、文字通り「生み出され」て、すでにひとつひとつが「個性」を持っている。


笑顔の中にもまなざしはきりり。


職人の仕事場は穏やかな緊張感に包まれていた。

今宵は窯元さんにご案内いただいて、鹿児島市街のディープなお店へ^^。


鳥刺し、焼とりが、お湯割りの芋焼酎によく合うこと。


いやはや、楽しい時間が過ぎるのは本当に早いなあ。
〆は天文館のラーメン屋さんへ。


あっさりの塩ラーメンは飲み後に最高。


鹿児島の人はやっぱり飲み慣れている(笑)