流行に左右されない、シンプルなグラスを求める方は案外多いものです。
同時にそれは、シンプルゆえにとても難しいものでもあります。
大量に生産されるグラスでは味気ない。
厚くて重いのも、逆に薄すぎるのも敬遠したい。
色や装飾が施されているものや、凝った形のものは飽きがきてしまう…。
色々とグラスをお探しの方にこそ、こちらのグラスをお試しいただきたい。
東京の吹きガラス職人の技による逸品。
薄手でありつつも、程よく使い勝手の良い厚みを持ったタンブラーです。
形は、シンプルを絵に描いたような、少し口広でストンとした典型的なコップ型。ひとつひとつ職人が吹いて作るグラスゆえ側面もシャープ過ぎず、目に見えない微妙な揺らぎが、手で触れた時にしっとりとしたぬくもりを感じさせてくれます。
口当たりは抜群。
薄いグラスには口当たりが鋭利すぎるものもありますが、このグラスは適度な厚みを持たせたことで、薄造りの軽いグラスでありながらも口当たりは丸く滑らか。グラスを唇に当てる感覚がとても心地いいです。
また、薄すぎないため、手に持った感じもしっかり安心感があります。
ビールやソーダ、冷茶にジュースと、幅広く活躍してくれそうです。
※食器洗浄機、電子レンジのご使用はお避けください。
※耐熱ガラスではありません。
※急激な温度変化(特に急冷)で割れるおそれがあります。
※グラスを重ねての保管はお避けください。
江戸硝子 廣田硝子
東京都墨田区
廣田硝子は、新潟燕市出身の廣田金太氏が明治32(1899)年に創業した東京・墨田区の江戸硝子メーカー。
戦前はガラスの菓子瓶やランプシェード、薬瓶など幅広く手がけていた。戦後に入ってからは、タンブラーや酒器などのガラス製品を主に製造している。
製品は機械生産ではなく全てがハンドメイド。創業以来の伝統的な技法を活かした新しいものづくりにも積極的に挑戦している。