「元気バッチリ Ⅱ」
「元気バッチリ Ⅱ」!?


この単語を見て、
あーあれかと思い当った方は、、、、通ですなあ(笑)

作っているのはなんと、、、
ば、爆薬も作っているメーカー…(汗)。


そんな自衛隊向けドリンク剤をぐいとあおり、
元気バッチリ(のつもり)で、
今日は漆器Day!


まずは福井の越前漆器「山久漆工」さんへ。


ぐるりと漆塗りの様々な器に囲まれるショールームは圧巻…。


こちらのどんな要望や問いかけにも、
それならこの商品をベースにしたらどうかと、
たちどころに提案がある。

伝統の奥深さに裏打ちされた精度の高い提案に、
ビジネス談義も深みを増す。

続いては、北陸自動車道を一路東へ。
目指すは山中漆器の本場、加賀 山中温泉へ。


山中の里はしっとりとした風情ある佇まい。
観光地化され過ぎていないあたりが、ちょうどいい。

訪ねたのは創業百年超の「小原文平漆器店」。


当店でも取扱っている「加賀箸」の事務局も務める山中漆器の老舗だ。

漆器団地といわれる、メーカーが多数集まる地区に、
代々作ってきた漆器商品が所狭しと並ぶショールーム。


柔和で穏やかな社長さんとのビジネス談義も、ほんとうに勉強になる。

続いて木地づくりの工房へ。


ろくろ挽物(丸い物)の木地づくりで、
日本一の技量を誇るのが山中漆器。


おがくずいっぱいの工房内で、
職人さんの手に取られた木がみるみるうちになめらかなカーブを描き、
椀や皿になっていく姿をほれぼれと見る。

山中漆器は漆越しに木目が見える「拭き漆」の仕上げが多いが、
木の取り方や、加工の技術の高さから得られる木目の美しさを
活かすためなのかとあらためて実感する。


今日の宿は山中温泉に取る。
かの松尾芭蕉も愛したといわれる加賀の名湯である。


夜に映える「菊の湯」を中心にした街の佇まいもどこか情緒的。
酔いざましに街歩きしつつ、加賀の夜の風情を楽しむ^^