漆器神社というお社がある。


漆器の神様である惟喬親王(これたかしんのう)をお祀りし、
毎年春の例祭では職人たちが使い終わったヘラや刷毛を持ち寄り、
お焚き上げを行うのだそうだ。

ここは文字通り漆器の里。


続いての旅は、福井県鯖江市河和田地区。

1,500年の歴史を持つ越前漆器の本場である。

前日のブログで書いたガラスと異種素材の接合技術を用いて、
ここでは漆器の土台にガラスの器を接合した製品の数々に触れる。


しなやかなたたずまい。
見て、触れて、あらためて品物の良さが伝わってくる。

リビングやダイニングで、
ワインでも日本酒でもビールでもいい。
最高の時間を演出してくれそうだ。

続いて、越前漆器伝統産業会館へ。


木地・漆・塗りと、
越前漆器に関するあらゆることを、
豊富な資料とパネルの展示で大変わかりやすく伝えてくれる。


越前漆器の特徴はその「堅牢さ」。

漆器というと取り扱いが難しい印象を持つ人もいるが、
越前漆器は日常の食器としての丈夫さを備え、
とにかく気軽に扱うことができる。

福井県では学校給食の食器としても漆器が使われ、
子供たちの日々の使用に十分耐えている。


会館の食堂で昼食。
当然食器の多くが漆器である。


越前漆器の特徴である堅牢さを実感しつつ、
漆塗りの器で食べるご飯がこんなにおいしいとはと大感動しながら、
地元のお母さん達手作りの食事をおいしくいただいた。


漆器の飯椀で食べる白いご飯、
クセになりますよ。